この「関連出版物」では学会員の「高齢者問題」に関する書籍をご紹介いたします。
著書名 | おじいちゃん、おばあちゃんを知ろう!【全4巻】 |
---|---|
著者 | 監修:佐藤眞一 |
出版社 | 小峰書店 |
価格 | 【4巻セット】13,200円(税込) 【各巻】3,300円(税込) |
内容 |
少子高齢化が進むとともに、高齢者の単身世帯も増え、子どもたちとお年寄りが触れ合う機会がますます減っている。地域づくりの活動においては、世代間交流も大きな一つのテーマとして推進されているが、身近な子どもたちがみんなお年寄りと触れ合っているかと言えば、なかなかそこまではいっていない。いま、社会が必要としているのは、子どもや若い世代から、お年寄りをより深く理解してゆくことではないだろうか。 いや、子どもたちだけのことではない。大人になっても、自分の親が高齢になり、いままでと違ってきたな、心配だ、と感じるまで、実はお年寄りの心も体も分からずに、いきなり困ることのほうが多いのが現実である。 本シリーズは小学校高学年向けで、絵本のような学習書だが、パラパラとめくるだけ、次々と“なるほど” “納得” “えっ、そうなんだ!”と、多くのことを知ることになる。 例えば、何度も同じことを聞かれたら、我々はどう答え、どうするだろう? 「運動会いつだっけ?」 「何度も言っているのにな。でもそれだけ僕の運動会を楽しみしてくれているんだ」と、思えるだろうか? そして「運動会は9月23日だよ。紙にも書いてはっておくね」と、接することができるだろうか? こんな接し方ができれば、認知症のおばあちゃんもいつもニコニコ、認知症の悪化も防げるというのに、である。 これは、シリーズ第3巻に載っている内容からの引用だが、どの巻も、子どもだけでなく、大人も、もう一度高齢者理解、超高齢社会対策として学んでおいた方がよいことばかりである。大学の図書館の在庫として、学生たちと一緒にページをめくれば、老年学の講義をより易しく楽しく、お年寄りのこと、お年寄りと一緒に温かく生きることを学べそうである。 |
著書名 | 高齢期の発達科学 |
---|---|
著者 | 編集:日本発達心理学会 責任編集:佐藤眞一・藺牟田洋美・田島信元 |
出版社 | 新曜社 |
価格 | 4,840円(税込) |
内容 |
通常は、本学会の関連出版物として書評が掲載されるのですが、事務局とも相談して、責任編集者として自著紹介をさせていただきます。なお、第1章は、本学会会長の柴田博先生に、本書の基底となる健康に関して、新たな観点から論じていただいています。 本書は、日本発達心理学会の発達科学ハンドブックシリーズの第12巻として編集されました。老いと発達は背反する関係にあるとされることが一般的だと思いますが、現在の心理学では、成長と老化は出生と同時に始まっていて、その両者を含む概念を発達と捉える考え方が大勢を占めるようになりました。新生児反射は、行動の獲得によって喪失します。つまり成長(獲得)と老化(喪失)による発達的交代現象と捉えるのです。 もちろん人生初期の青年期までは心身の成長が優勢であり、老化は人生後半期に優勢になります。しかし、例えば、人間発達を人間関係の獲得という面からみると、出生後は親を中心とする家族からの支援を受けて育ち、その後は保育士や幼稚園、学校の教師などの大人からの支援、いわば縦のつながりを学習しながら育ちます。一方で、クラスメートや年の近い先輩・後輩、夫婦関係など横のつながりによる相互支援関係も学習していきます。自らが大人になれば、子育てや目下の人の支援をすることによって、新たな学習が進みます。このように、人間関係の面からみれば、相互の学習によって人は発達すると考えることができます。 では、高齢者はどうでしょうか。要介護状態という他者の支援を受ける立場になることも発達現象と捉えることができます。要介護者には心身の様々な苦痛や悩みがあるはずです。そのような状況で他者の支援を受けるには、生涯で最後ともいえる人間的な発達が必要なはずです。そして、その関係性の中から新たなウェルビーイングも生まれます。つまり人は生涯発達する存在といえます。 本書は、老いの多様性とそれを伴うウェルビーイングが人々に通底する要因と規定して、理論的背景から実践を通じた老いと死をテーマに論じています。ご一読いただければ幸いです。 |
著書名 | 認知症心理学の専門家が教える 認知症の人にラクに伝わる言いかえフレーズ |
---|---|
著者 | 著 佐藤眞一/執筆協力 島影真奈美 |
出版社 | ディスカヴァ―・トゥエンティワン |
価格 | 1,650円(税込) |
内容 |
伝えたいことがあっても、伝えられる言葉は一つではありません。本人にそのつもりがなくても、うまく伝えられないことで、場合によっては、相手を傷つけてしまうこともあります。 本書では認知症の人がとった行動に対し、家族などの介護者が「ついつい言っちゃうフレーズ」を例に挙げて、それをより伝わりやすいフレーズに言いかえています。ネガティブにしか言えないと思えてしまうフレーズでも、紹介されている「言いかえフレーズ」にハッすることでしょう。また、「ついつい言っちゃうフレーズ」に目を通せば、何気ない一言が認知症の人を傷つけてしまうかもしれないと気づかされます。 なんでわかってくれないの!? 伝える側はそう思っているかもしれませんが、行動を起こした認知症の人も同じことを思っているかもしれません。 認知症の人の行動にも理由があり、それが丁寧に解説されているので、読み終えたころには「言いかえフレーズ」が自然と身に付くような構成になっているのも魅力です。 |
著書名 | 心理学で支える認知症の理論と臨床実践 |
---|---|
編著者 | 大庭輝 佐藤眞一 |
出版社 | 誠信書房 |
価格 | 2,970円(税込) |
内容 |
本書は認知症の概念形成や理解、診断(測定)、また治療を含むさまざまな介入を行う上で、心理学がどのように有効であるか実例をあげて、明解に、しかもわかりやすく記述しております。心理学はギリシャ時代から存在しますが、哲学や宗教から独立した学理となったのは、実験心理学が登場した19世紀以降のことです。一方、社会心理学の著書が初めて上梓されたのは20世紀初頭ですが、認知症の症例アルツハイマー病が初めて記載されたのもちょうどこの頃です。 このような背景から、心理学が認知症に対処するためにどのような有用性を持つかに関して、まだ十分認識されているとは言えません。本書は「理論編」で脳と認知機能、及び心理学的介入の原理を学んだ上、「事例編」で医療、福祉、地域における認知症の心理学的支援の実際を、詳細に解説しています。精神医学で扱われてきた認知症を心理学で見直すことこそ、これからの介護と地域づくりの重要な視点であることを示す画期的な一冊です。専門家はもとより社会のあらゆるセクターの方々に御一読を勧めたいと思います。 老年学はまだ一世紀の歴史しかない新しい学問ですが、心理学は、社会学、生物学と共に、学際的老年学のコアとなる領域です。本書は特定の領域が学際的老年学にどのように関わっているかを理解する上でも、極めて有用であると考えられます。 |
著書名 | “生活環境病”による不本意な老後を回避する ―幸齢住宅読本― |
---|---|
著者 | 監修:伊香賀俊治(慶應義塾大学理工学部教授) 企画:住まいと住まい方のジェロントロジー研究会 |
出版社 | 社会保険出版社 |
価格 | 本体1,500円+税 |
内容 | 住まいと健康の関連に着目したWHOは、2018年に『住まいと健康に関するガイドライン』を全世界に向けて公表し、住環境に潜む健康リスクを明確に指摘しています。我が国でも“生活環境病”と呼び、この問題にようやく警鐘が鳴らされ始めました。冬季室内の寒さが命を危険に晒すリスクを増やし、老化による心身の不都合にもつながりやすいと知っていましたか? “生活環境病”はNHKのクローズアップ現代でも取り上げられ、注目を浴びています。本書は、この課題に建築学と住宅産業界と金融業が向き合い、さらに人生仕上げのQOLを考える老年学の視点を入れて解決策を提示する、本邦初の“住まいのジェロントロジー”です。自宅で最後まで幸せに歳をとるためのこの1冊を、冬が来る前に読了を。住まいの冬対策は秋から始めなくては、間に合いません。 |
著書名 | 豊かに歳を重ねるための「百人力」の見つけ方 |
---|---|
著者 | 澤岡詩野 |
出版社 | 株式会社クリード |
価格 | 本体1,600円+税 |
内容 |
歳をとったら、地域のつながりが一番大事。地域参加しましょう。様々な世代の人と交流しましょう。繰り返されるこのフレーズ通りに地域の活躍の場を広げ、日々をアクティブに暮らしている人も大勢いる一方、それが面倒くさい、鬱陶しいと、家からあまり出て来ない高齢者も少なからずいます。とくに、独居の人や、活発なご婦人の旦那様方。地域活性化を目指す老年学者や実践家たちは、どうすればこのような方々にアプローチできるのかと頭を悩ませているのではないでしょうか。著者はまさにその老年学者でありながら、地道に着々と温かくて素敵な地域づくりを進める魔術師。 どんな魔術を使っているのか? それは、この1冊を読めば目からウロコで、よ~くわかります。シェアハウスの源流であり、プライベートを守りながら地域交流も地域貢献もできる、ほぼ理想的な地域交流型賃貸住宅「荻窪家族レジデンス」と歩みを共にしてきた事例を通じて、無理のないユルヤカなつながりを育てる極意がここに詰まっています。研究のためにも、自分や親世代のこれからのためにも、真に長続きする“強制しない人間関係”の作り方を学びたい方々必読の書です。 |
著書名 | ご存じですか?「介護助手」のちから |
---|---|
編著者 | 村山洋史 藤原佳典 東憲太郎 |
出版社 | 社会保険出版社 |
価格 | 本体1,200円+税 |
内容 |
深刻な介護分野の人材不足にITやロボットの活用、シニアの雇用など、厚生労働省も解決策の提案と実施のための補助金や基金の創設に努力しています。そんな解決策案のなかでも、やはり解決への一番の近道であり、頼れる力になるのは「介護助手のちから」であることを、研究エビデンスと事例を通じて示し、さらに失敗しない介護助手導入のポイントを的確に伝える1冊です。 無理のない就労が元気高齢者の健康寿命を延ばす秘訣であることが数々の研究からも解明されている昨今、元気高齢者が介護助手として地域で活躍することは、人材不足に悩む介護事業者だけでなく、「シニアによし」「若者によし」「利用者によし」「地域によし」の“四方よし”であるうえ、今私たちが生きているこの社会に“社会的包摂(ソーシャルインクルージョン)”と“多様性”を導入することだということが深く理解できます。文字量も少なく簡潔にまとめられたこの1冊から、私たちの住む“今”が、これから行くべき近未来の道が明確に見える書です。 |
著書名 | ニュータウンのあの頃とこれから 日の里団地1971-2021 |
---|---|
著者 | 監修:山田雄三 編集:ひのさと記憶プロジェクト実行委員会 |
出版社 | 弦書房 |
価格 | 本体1800円+税 |
内容 | 福岡県宗像市の日の里団地は、開発から50年が経過した九州最大のニュータウンです。住民の高齢化、空き家の増加、商店の撤退など、各地のニュータウンにも共通する課題を抱えるなか、まちの記憶を次世代に継承していくために、100名以上の住民への聞き取りから、地域の歴史をまとめた本です。 |
著書名 | ボケないための笑いヨガ[改訂版] |
---|---|
著者 | 高田佳子 |
出版社 | 春陽堂書店 |
価格 | 定価:本体1,200円+税 |
内容 |
「運動」が健康に最重要であることは、いうまでもありません。笑いヨガは、高齢者がすぐに運動効果を実感でき、運動に抵抗がある人でも簡単に取り組める健康体操です。 笑いを呼吸法と見立て、ハハハと息を吐きながらストレッチや筋トレ、口腔体操をします。誰でもどこでもできて、道具や準備は必要ありません。 筆者は、1995年にインド人医師がグループエクササイズとして考案したこの方法を、日本では介護予防に最適であると考え、多数の笑いの体操をつくっています。通常、笑いを発生させるジョークやユーモアといった言語的・視覚的な刺激を使わないため、認知症の方でもできます。世界中で親しまれている笑いヨガの古典の他、子どものような遊び心を開放するやり方が、イラストを使って多数紹介されています。 本書は、笑いヨガのコンセプトがエピソードを紹介しながら説明され、笑いヨガの具体的なやり方をていねいに紹介しています。イメージ力を働かせるこの方法は、脳機能維持に有効なだけではなく、ストレス解消にも最適だと思われます。 |
著書名 | AIはどのように社会を変えるのか -ソーシャル・キャピタルと格差の視点から- |
---|---|
編著者 | 佐藤嘉倫 稲葉陽二 藤原佳典 |
出版社 | 東京大学出版会 |
価格 | 定価:本体3,800円+税 |
内容 |
「本書の目的は、社会に進出しているAIやICTが社会的格差を拡大するのか、縮小するのか、また拡大するとしたら、ソーシャル・キャピタルがその拡大を緩和しうるのか否かという問題を解明することにある」。はしがきのこんな冒頭で始まるこの一冊。 これは、これからの時代を生きなければならない誰しもの課題である。その一方で、互助・共助のまちづくりを進めているこの国において、ソーシャル・キャピタルが社会的格差を緩和しうるという希望の出口をシンプルに期待する願いも否定されたくはない。 AIは職を奪うのか? 信頼すべきは人間か機械か? AIロボットは家族の一員になれるのか? AIやICTが結ぶ新しいソーシャル・キャピタルとは? などなど、多角的な社会科学の視点から取り組み、考察を呈するこの一冊がくれる答はいかに? |
著書名 | The Historical Philosophy of Gerontology in the Context of Our Future |
---|---|
著者 | 髙橋亮 柴田博 |
出版社 | Generis |
価格 | 4,083円(税込) |
内容 |
本著は、ジェロントロジーの哲学の歴史的構築をまとめたものである。 はじめに国内外のジェロントロジー学会の歴史に触れ、次にジェロントロジーの学問に貢献してきた学会の紹介をしている。本著の特徴は日本応用老年学会の創設者である柴田博博士の年少期から学生時代、そして研究者時代を経た人生録をジェロントロジー哲学の事例としてまとめていることである。ジェロントロジーそのものが人生を語り、哲学的なジェロントロジー研究が今後さらに求められるという気づきを世界に向けて紹介した著作である。 |
著書名 | 心理老年学と臨床死生学:心理学の視点から考える老いと死 |
---|---|
編著者 | 佐藤眞一 |
出版社 | ミネルヴァ書房 |
価格 | 4,620円(税込) |
内容 |
老年学(Gerontology)と死生学(Thanatology)は、1903年パスツールの後継者であるロシアの研究者メチニコフにより、双子のように生み出された用語であるにもかかわらず、学際的どころか、ほとんど相関関連をもたずに歩み続けてきた。概念枠組みと実証研究の裏付けを備えて、老年学と死生学を統合的に捉えようとした著書は本書をもって嚆矢とするといってよいであろう。本書は、大阪大学大学院佐藤眞一教授の編著による一門の研究の集大成であるが、その見事な整合性に感服させられる。 20世紀の中頃まで、老年学の研究は、生物学・身体医学的手法にもとづく知見が主流であり、加齢変化を「有害(ストレーラー 1962)」とするエイジズムのコンセプトが支配した。しかし、その後、本書で定義されている心理老年学(Psychogerontology)の成果が結実し、加齢変化を肯定的に捉える思潮が広がっていった。直角型の老化、生涯発達の概念、高齢者の社会貢献など、高齢社会へのポジティブなコンセプトが蓄積していった。 ところが、21世紀に入り、筋肉量や財力(資金)といった"モノ"であれ、健康や幸福感などの"コト"であれ、末尾に寿命(あるいは余命)をつけ、生命と同様、加齢にともない必ず失われるとするコピーが流布し、エイジズムの復古を思わせる風潮が目立つ。老いの先に必ず来る死は、果してすべての“モノ”と“コト”の終焉だけを意味しているのか。解を求める眼差しをも読後感に残す本書の学際的な洞察が、臨床死生学にとどまりながらも、老年学と死生学が陥っている今日的矛盾を止揚する示唆になり得ると確信する。 |
著書名 | もっと笑って!もっと楽しんで! ~老人ホームの暮らしにユーモアと笑いを~ |
---|---|
著者名 | 十河新作 |
出版社 | 制作協力/CSねっと企画合同会社(直販のみ) ※書店やweb販売はなし |
価格 | 1,000円(税込) |
内容 | 2010年5月、2年ほど住んでいた米国の老人ホームから、日本のホームに転居した著者は、日本のホームには入居者同士のおしゃべりや笑い、ユーモアが少ないことにビックリ。ジョークが足りない、笑いが足りないと、ひとりホームの中でいろいろな仕掛けにトライ。「ヒヤリハット」も大事だが「にやりハット」も集めて蒔こうと、ネタを拾い、蒔き、耕してきた約10年間のまとめがこの1冊。 笑いのネタ、ユーモアのネタを日頃からいっぱい"むねのうち"にためている人ほど寛容で楽観的に生きていけるのでは? 「にやりハット心」をくすぐってくれる1冊。老人ホームにいるあなたも、まだまだ現役のあなたも、ぜひご一読を! ※ご購入のお申込みは(申込書が送られてきます。) ken-nagamine@csnet-kikaku.jp (長嶺)090-1220-4541 |
著書名 | 老年学を学ぶ:高齢社会の学際的研究 |
---|---|
編著者 | 杉澤秀博 長田久雄 渡辺修一郎 中谷陽明 |
出版社 | 桜美林大学出版会 |
発売元 | 論創社 |
価格 | 3,520円(税込) |
内容 | 現在は、さまざまな学問領域が連携、コラボし、私たちが生きる“今”と“近未来”を探求・解明すべく、知の融合が進んでいる。ペースは異なっても、世界規模で進行している高齢化に対して、その変化を先入観に染まらずに見つめ、近未来をよい方向に導くために、まさに現在求められている知の融合、それが学際的な学問として発達してきた老年学である。 とはいえ、この老年学を我が国で体系的に学べる教育機関は、桜美林大学大学院・老年学学位プログラム1ヵ所のみである。学際的な学問を1つの教育機関で提供するハードルの高さを表している。 65歳はまだ実年。高齢者が社会の力になるこの時代に向けて、今回、同大学院が新たな老年学のテキストをまとめ上げたことは、老年学の社会貢献に大きな役割を果たしてくれるはずである。高齢者や老化のことを、生物、心理、社会の面から、さらに死生学や老年教育学も含めて包括的にまとめたこのテキストが、高齢社会の学際的研究をさらに一歩進める道しるべとなる。 |
著書名 | 老いに生きる ~美しい死へのQOL(人生の質)~ |
---|---|
著者 | 野尻雅美 |
出版社 | 青春出版社 |
価格 | 1,320円(税込) |
内容 | 高齢者にとって大切なものは、延命よりQOL(人生の質)であるはず。では、QOLを高めるには、高齢者本人はもちろん、家族、医療従事者、ケアする側はどう考え、どう接すればいいのか。2つの大学で教授を勤めたのちも、医師として、84歳の現在も介護老人保健施設の施設長として働く先生が、そのヒントを教えます。 本書では、まず8人の「美しい死」の様子が取り上げられ、最後まで高いQOLで「美しい生活」をした人の先に敷かれる、「美しい死」への道のりが説かれています。医学のみならず、哲学、宗教、心理学などの視点も交えて、「美しい生活」とは何なのか、明確なキーワードで考察しています。「美しい」とは、WHOのwell-being の和訳から引き出された「幸せな」「満足な」「安寧な」状態のこと。看取る側も看取られる側も納得の「美しい死」へ続く、最晩年での「人生の質(QOL)」への、心優しく、包括力の大きな提言の書です。 |
著書名 | デスカフェ・ガイド ~「場」と「人」と「可能性」~ |
---|---|
著者 | 執筆代表・企画 吉川直人/執筆・編集 萩原真由美 |
出版社 | クオリティケア |
価格 | 2,420円(税込) |
内容 | 世界的に広がりを見せ、国内で独自の発展を遂げている「デスカフェ」の本邦初、おそらく世界初のガイドブックが登場! 「死」をタブー視せずに受け入れ、気楽に語り合うデスカフェとは、実際にどんなところなのかを具体的に解説し、様々なタイプのデスカフェの特徴やこだわり、雰囲気がとてもよく伝わってきます。 死を思うカードゲームあり、絵本あり、対話だけで語り合うデスカフェあり。そのほか、いろいろな形式で行われているデスカフェ。しかし形は違っても、十人十色、百人百様の死生観が混ざり合いながら深まっていき、誰にとっても2つとない「生と死」の価値と意味を、何かしら見つけるきっかけになる場所です。参加資格も開催資格もありません。どんな職種でも、どの世代でも、体験も開催もできるのがデスカフェの魅力。参加してみたい人にも、開催してみたい人にも、すぐ実行する気にさせてくれる1冊です。 ●国内のデスカフェ情報ポータルサイト https://deathcafe.jimdofree.com/ |
著書名 | 「幸福な老い」と世代間関係 ~職場と地域におけるエイジズム調査分析~ |
---|---|
著者 | 原田謙 |
出版社 | 勁草書房 |
価格 | 定価:本体3,000円+税 |
内容 | 職場や地域における世代間関係は、高齢者自身の主観的幸福感にどのような影響を及ぼしているのだろうか? 心理・社会調査データ分析を通じ、「年齢にもとづく偏見・差別」(エイジズム)がどんな要因により起こり、それが高齢者の幸福感にどう作用しているかを解明する。エイジズムをキーに今後の社会やまちづくりを考える一書である。 |
著書名 | 後悔しない「年賀状終活」のすすめ |
---|---|
著者 | 澤岡詩野[著] |
出版社 | カナリアコミュニケーションズ |
価格 | 定価:本体1,400円+税 |
内容 | 人生100年時代、高齢期を見据え、持ち物などを処分し、身軽で簡素化した生活にシフトする「終活」という考え方も定着してきました。その一環で、年賀状から卒業しようと、これまでのお礼とご挨拶をしたためた「終活年賀状」を出すシニアも増えてきています。 年をとると、年末の度に年賀状を準備するのが面倒になってくるのも確か。その一方で、年賀状をやめた結果、細く長くつながっていた友人との関係が途絶えて孤独を感じたり、友人が亡くなっても喪中はがきを受け取れず後悔したり、というケースも少なくないようです。 終活として年賀状との付き合い方を見直すことは、これまでの人間関係を整理する作業でもあります。筆者は、いま特に思い入れのない人に出すのはやめ、ある人は残す。残した人の中からこれからも大切と思う人を選び抜く、というステップを提案。後悔しないやめ方・続け方のヒントとなる15の実例を紹介しています。コロナ禍で、人とのつながりが希薄になっている今こそ読んでおきたい一冊です。 |
著書名 | 訪問看護師とケアマネジャーのためのアドバンス・ケア・プランニング入門-ACP 人生会議とは何か- |
---|---|
著者 | 医療法人社団裕和会理事長 長尾クリニック 院長 長尾和宏 |
出版社 | 健康と良い友だち社 |
価格 | 定価:本体1,200円+税 |
内容 | 人生の最終段階において、どこで、どんな治療を、どんなケアを、どのように受けるのか――。 患者本人や家族、医療・ケアチームが一緒に話し合い、本人や家族の想い、希望を明らかにして最善のサポートをする上で不可欠なのが「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」というプロセスです。国は〝人生会議〟とネーミングし、この取組みを推奨しています。 これまでに1200人以上の方のお看取りをし、在宅医療や平穏死に関するベストセラー本を数多く著した長尾和宏先生。医療・介護の現場では、まだまだACPが普及しているとはいえない現状をふまえ『今こそ、訪問看護師やケアマネが主導したほうが上手くいくACPについて伝えたい』という想いで執筆したのが本書です。ACPの方法論や実践法について事例をもとに、わかりやすく解説。訪問看護師とケアマネのためのACP入門書は本邦初の1冊です。 |
著書名 | 老化と老年病~予防・治療・医療的配慮の基礎~ |
---|---|
著者 | 秋下雅弘[編] |
出版社 | 東京大学出版会 |
価格 | 定価:本体3,600円+税 |
内容 | 老年病を捉えようとする場合、中年期までの疾病に対する場合と異なった視点が求められる。老化が背景にあり、それによって個々の疾病の危険因子、病像、予後が修飾されるからである。また、疾病が老化に影響を与えるので、疾病の特定やケアに関し、生活(機能)モデルをも尊重しなければならない。 したがって、老年病のテキストは複雑かつ難解となり、かつコンパクトにまとめることが難しくなりがちである。 ここに紹介する著書は、前述した老年病の特異性をみごとに簡潔にまとめた1冊である。老年病の専門家のみでなく、すべての診療科の医師、歯科医師、薬剤師、その他のコメディカルの方々が手元で活用し、老化と老年病を把握するツールとしていただきたい。また、介護をふくめて福祉関係の方々や行政、マスコミの方々の老年病に対する認識を深めるためにも有益である。(柴田 博) |
著書名 | 超高齢社会のリアル~健康長寿の本質を探る~ |
---|---|
著者 | 鈴木隆雄 |
出版社 | 大修館書店 |
価格 | 定価:本体1,900円+税 |
内容 | 「健康寿命の延伸」が国の施策の柱になっている。一人ひとりが健康を正しく理解し、科学的根拠に基づく予防対策を実行し、できるだけ疾病や要介護状態を先送りすることはとても重要である。本書はその正しい情報だけを的確に解説している。しかし、それだけではない。いくら先送りをしても、その先には何があるのか?何が起きるのか? 健康寿命の後には“不健康寿命”があり、誰もがさけられない死が訪れる。「老いて」「病んで」「死んでいく」という、超高齢社会の現実(リアル)があることを忘れてはいけない。本書は科学的根拠が解き明かす、人生100年時代の生き方、老い方、死に方の道案内書である。 |
著書名 | すぐわかる! ジェロントロジー |
---|---|
編者 | 一般社団法人 日本応用老年学会 検定委員会 |
出版社 | 社会保険出版社 |
価格 | 定価(本体1,500円+税) |
内容 | 「少子高齢社会」の日本において、世代を超えて多くの人が支えあい、心豊かにいきいきとした人生を全うするために大きな役割を担うジェロントロジー(老年学)の入門書です。生き方や暮らし方を自分で選んだり、人の役に立ち社会を活性化したり、シニアの力をビジネスに活かしたりするために、必要不可欠な情報がコンパクトにまとまりました。 |
著書名 | 60歳を超えたら「やせるな危険」 |
---|---|
著者 | 新開省二 |
出版社 | PHP研究所 |
価格 | 定価:本体1,450円(税別) |
内容 | 本書は、東京都健康長寿医療センター研究所が行ってきた、複数の大規模縦断研究の結果を包括的にまとめたエビデンスに基づく“警鐘”です。年をとって痩せていくと、どんな危険が潜んでくるのか? なぜ小太りのほうが認知症になりにくく、長生きできるのか? まだメタボを心配している人々へ送る、わかりやすくて読みやすい生活者のためのバイブルです! |
著書名 | Malnutrition in Japan Threatens Longevity: Food Intakes and Long Life(日本の低栄養は長寿を脅かす:食物摂取と長寿) |
---|---|
著者 | 柴田 博 |
出版社 | LAMBERT Academic Publishing ラップ・ランバート学術出版(ドイツ) |
価格 | 4,900円(ご購入はアマゾンでHiroshi Shibataで検索を) ※定価は外貨為替で変動することがあります。 |
内容 | 2018年12月本学会の柴田理事長はドイツの学術出版社より、『Malnutrition in Japan Threatens Longevity: Food Intakes and Long Life』を上梓しました。その少し前に上梓した『長寿の嘘』(ブックマン社)と同じコンセプトですが、英語版にして全世界にメッセージを発しようというものです。 この数年、外国の研究者から、日本の平均寿命のランキングが低下することを予測する論文が相次いで出されています。今回の柴田理事長の著書は、それが日本人の低栄養にあることを明示しています。日本人の平均寿命が世界のトップランクにあるのは、70歳以上の総死亡率が低いからです。70歳以上の栄養はよく保たれています。しかし若い世代の栄養は悪く、日本人のカロリー摂取量は終戦直後の1946年のそれを下回っているのです。そのため、低体重児も30年間に倍増しています。詳しいことは、この著書をご参照ください。 |
著書名 | 長寿の嘘 |
---|---|
著者 | 柴田 博 |
出版社 | ブックマン社 |
価格 | 定価(本体1,500円+税) |
内容 | ●コレステロールは低いほうがいい ●魚は良くて肉はダメ? ●卵は1日1個まで ●BMI22が理想……当たり前に信じ込んでいたことが、実は全部、嘘でした。間違いだらけの長寿・健康学にメスを入れる、柴田博先生の渾身の一冊。粗食美談の嘘。“コレステロールバイ菌説”の嘘。長生きをするとピンピンコロリと死ねないという嘘。やせている方が認知症になりにくいという嘘…。 健康、長寿、生き方、そして死に方のこと…世の中で常識とされている「嘘」を暴く希望の書! |
著書名 | 住宅改修と地震対策でまちづくり |
---|---|
著者 | 児玉道子 |
出版社 | 社会保険出版社 |
価格 | 本体1,000円+税・送料別 |
内容 | 要介護といっても、人によって状態はまちまち。その個別のニーズを見抜き、住宅改修で人も住まいも幸せにできる建築士が本書の著者である。しかも、シニアを活用した家具転倒防止隊活動で、地震に強く、孤立者がいないまちづくりにも挑戦中。業者任せの住宅改修を見直す1冊。 |
著書名 | 医学の歴史 歩みを担った人たち、そして体制 |
---|---|
著者 | 多田羅浩三 |
出版社 | 左右社 |
価格 | 2,484円(税込) |
内容 | 人類の絶えざる病との苦闘と歩みを心に刻む。この1冊こそが、ますます多様性を極める“現代人の健康”と向き合う見晴台となることに間違いはない。――公衆衛生学研究の第一人者が、ヒポクラテスから北里柴三郎までを多くの引用と挿話で綴る。医療従事者、看護学生、必携!! |
著書名 | 「サードエイジ」をどう生きるか ~シニアと拓く高齢先端社会~ |
---|---|
著者 | 片桐恵子 |
出版社 | 東京大学出版会 |
価格 | 3,024円(税込) |
内容 | 本書はサードエイジ(定年期から身体が元気な頃)に着目している。体力や認知能力、気持ちも若返り、潜在能力も高い彼らだが、何をすべきか戸惑う人も多い。本書ではこれからの選択肢として、社会参加、生産的活動、市民参加活動の概念と実態を示し、彼らの活発な市民参画がこれからの日本社会を支える可能性を示している。 |
著書名 | すこやかに住まう すこやかに生きる--ゆすはら健康長寿の里づくりプロジェクト-- |
---|---|
編著 | 伊香賀俊治・星旦二・小川晃子・安藤真太朗 |
出版社 | 慶應義塾大学出版会(株) |
価格 | 1,620円(税込) |
内容 | 雄大な四国カルストに抱かれた、自然豊かな山間の町、高知県梼原町におけるJSTRISTEX「コミュニティで創る新しい高齢社会のデザイン」領域における研究プロジェクトの記録。 健康長寿に資する住まい方とは、そしてそれを支えるコミュニティのあり方とは。 高齢化率約40%の小さな町の取り組みから考える。 |
著書名 | 「団地族」のいま 高齢化・孤立・自治会 |
---|---|
著者 | 小池高史 |
出版社 | 書肆クラルテ |
価格 | 2,052円(税込) |
内容 | 高齢化問題を抱える日本では、団地でもまた高齢化が進んでいた。「高齢者」「孤立」「自治会」をキーワードに、かつての「団地族」の変容と再生の途をさぐる。本書は、社会的孤立や孤立死との関連で話題になることの多い、団地に居住する高齢者を対象とした調査研究の結果をまとめ、日本における公団住宅居住者の歴史的経緯や今の姿について考察したものである。 |
著書名 | 社会的ネットワークと幸福感:計量社会学でみる人間関係 |
---|---|
著者 | 原田謙 |
出版社 | 勁草書房 |
価格 | (税込)3,780円 |
内容 | 高齢者の孤立などが社会問題化する現在、私たちの人間関係は何によって規定され、幸福感にどのような影響をもたらしているのだろうか。本書は、親族・隣人・友人関係の地域差と階層差や、ネットワークが幸福感に及ぼす影響を「30自治体調査」「未婚者調査」「後期高齢者調査」のデータを用いて計量分析によって検証する。 |
著書名 | 何歳まで働くべきか? |
---|---|
編著 | 藤原佳典 小池高史 |
著 | 星旦二、望月美希、松永博子、中村桃美、石橋智昭、南潮、鈴木宏幸 |
出版社 | 社会保険出版社 |
価格 | (税込)1,080円 |
内容 | いくつになってもハリと喜びをもって続けられる「仕事」や「役割」が地域の中のどこに、どんなかたちであり、どう関わってゆけばよいのか。その答えが見つかる有益なデータだけを数々の大規模調査の中から抽出し、わかりやすく示しているのが本書です。無理なく続けられるなら、若い人たちと一緒にずっと働いていられたらいい。そう思うニッポンの同朋に向け、ここに、人生のステージに合わせた「生涯現役」のかたちを提案します。 |
著書名 | コーディネーター必携 シニアボランティアハンドブック-シニアの力を引き出し 活かす知識と技術- |
---|---|
編著 | 藤原佳典 倉岡正高 |
著 | 齊藤ゆか,桜井良太,鈴木宏幸,長谷部雅美,野中久美子,金子裕利 |
出版社 | 大修館書店 |
価格 | 2,400円 税込み2,592円 |
内容 | シニア層は社会の担い手として,いろいろな場所で活躍できる,頼りになる存在であるという期待と応援のもと,現在,さまざまな現場で活動しているシニアボランティアが,もっと力を発揮し活躍してもらうために必要な知識や具体的なノウハウ,現場で生じがちなトラブル等に対する対策を盛り込んだ書籍。 |
著書名 | 私らしく死にたい-病後の医療・暮らし・旅立ち |
---|---|
著者・編者 | 国際長寿センター日本(ILC-Japan)編著 (編集委員:辻彼南雄、中島朋子、河正子、香川美里、齋藤正彦、黒川由紀子、水田邦雄) |
出版社 | 水曜社 |
価格 | 1,620円(税込) |
内容 | 病気になってから旅立ちまでの正確な情報と知識を得て、自分らしい旅立ちを迎えるためにどのような準備をすべきかを自分自身で考えるための1冊。具体的な事例により、治療の選択肢やそれぞれの選択の後に起きる暮らしの変化を示すとともに、専門職や著名人による考え方、知っておきたい情報や用語などを紹介しています。 |
著書名 | 入門テキスト 社会保障の基礎 |
---|---|
著者 もしくは編者 |
西村 淳編著、上村敏之、田中伸至、田中総一郎、常森裕介、長沼建一郎、西森利樹、福島豪、丸谷浩介著 |
出版社 | 東洋経済新報社 |
価格(税込) | 3,240円 |
内容 | 現代生活における社会保障の比重は大きく、社会保障制度に対する国民の関心も高い一方、制度の基本的な仕組みがわからないと十分には論じられない。本書は、そうした関心を持つ一般の方や大学生向けの社会保障の概説書である。コンパクトながら最新かつ充分な量の情報が盛り込まれており、実務家の学び直しにも有用である。 |
著書名 | スーパー老人の秘密は肉だけじゃない! |
---|---|
著者 | 柴田 博 |
出版社 | 社会保険出版社 |
価格 | 定価(本体1,000円+税) |
内容 | 人間が齢を重ねることにより何を得、何を失うのかの考え方は、時代と共に大きく変わってきた。半世紀くらい前までは、加齢により筋力も人格も劣化していくと考えられていた。 しかし、老年学の研究が進み、車の運転のような動作性能力(流動性能力)は加齢にともない低下するが、言語性能力(結晶性能力)は加齢にともない発達することが分かってきた。結晶性能力には、価値判断をしたり概念を操作したりの能力が含まれる。また、英知にまで高められた動作性能力は加齢にともない発達することも明らかになってきた。 本書は、生涯発達を経験してきた世界最高齢の現役ピアニスト室井摩耶子さんの人生と生活、また人生哲学を紹介しつつ、すべての人々の持っている、生涯発達の可能性について述べている。老化概念の変遷を分かりやすく解決する中で、その作業がすすめられている。 あらゆるセクターの方々に読んでいただきたい老年学の入門書である。 |
著書名 | 「PT・OTビジュアルテキスト ADL」 ※「PT・OTビジュアルテキスト」はシリーズ名になります。 |
---|---|
著者 | 柴 喜崇,下田信明/編 |
出版社 | 株式会社 羊土社 |
価格 | 定価(本体5,200円+税) |
内容 | リハ職なら押さえておきたい日常生活活動の基礎が、介助法も、自立のための指導法も、豊富なカラーイラストでよくわかる。脳卒中と脊髄損傷で基本を解説し、さらにパーキンソン病、認知症、関節リウマチ、THAや下肢骨折など疾患別のポイントもまるわかり。学生も、若手も、他職種も使える、座学と現場をつなぐ新スタンダード。 |
著書名 | 高齢社会の道案内「ジェロントロジー入門」 |
---|---|
著者 | 生活・福祉環境づくり21・日本応用老年学会 |
出版社 | 社会保険出版社 |
価格 | 2,800円(税抜) |
内容 | あらゆる年代、あらゆるセクターの方々に学際的老年学の基礎知識が必要である。この本は、その知識検定のテキストとして作成された。ジェロントロジーの基礎、応用、実用にわたり、コンパクトに記載されている。検定試験を受検しない方々にも座右の書として活用していただきたい。(2014年6月) |
著書名 | なにをどれだけ食べたらよいか。 |
---|---|
著者 | 柴田 博(日本応用老年学会理事長) |
出版社 | ゴルフダイジェスト社 |
価格 | 1,100円(税抜) |
内容 | この著書の筆者は、やせや低コレステロール・低アルブミン血症が余命を短くし、寝たきりや認知症のリスクとなることを主張してきた。しかし2000年代に入ってスタートしたメタボ健診は、日本人の低栄養化を一層促進することとなった。 本書は、これまで書いてきた理論的なことに加え、何をどのように食べることがよいかを、毎日の食品摂取量の目安を示しながら述べている。折しも、日本人間ドック学会はこれまでのメタボ健診の基準を大きく改正することを提唱している。これから本格的な新・旧基準の綱引きが始まる。本書はこのような今日的問題への回答ともなっている。ご一読いただきたい。(2014年6月) |
著書名 | 原子力災害の公衆衛生 -福島からの発信- |
---|---|
著者 | 安村誠司 |
出版社 | 南山堂 |
価格 | 5,000円(税別) |
内容 | 2011年3月11日に起こった東日本大震災では地震・津波に加え福島第一原発の事故に伴う放射線の放出によって,多くの人が避難を余儀なくされた.原発事故による住民への直接・間接の健康影響は大きい.本書は「一般的な災害の対応」とは違う,想定外の災害に見舞われた福島県での公衆衛生的な取り組みについてまとめた一冊である. |
著書名 | 肉を食べる人は長生きする |
---|---|
著者 | 柴田 博(人間総合化学大学保健医療学部長/大学院教授、日本応用老年学会理事長) |
出版社 | PHP研究所 |
価格 | 1,400円(税別) |
内容 | 本書では、様々な地域で百寿者<100歳以上の高齢者>の調査を行ってきた筆者が、百寿者にみられる共通項を分析し、健康寿命をのばすための生活習慣を提案している。高齢者が元気に過ごすためには健康が大切だが、健康は生きる目的そのものではない。 第1章:世間に広まっている健康常識のウソとホントを検証。 第2章:健康長寿を実現している高齢者の生活習慣を食事・栄養、運動、頭の使い方、社会貢献、理想的な暮らし方に分けて解説。 第3章:天寿をまっとうするための知恵として現在の本末転倒した健康ブームに警鐘を鳴らす。 |
著書 | 退職シニアと社会参加 |
---|---|
著者 | 片桐恵子 |
出版社 | 東京大学出版会 |
価格 | 6,090円(税別) |
内容 | 団塊世代が退職を迎える年代になるにつれ、ますます定年後の生き方の重要性が高まっている。本書はその中で社会参加に着目し、促進要因や阻害要因、及びその効用について科学的な社会調査と詳細なインタビューを用いて多面的に検討し、サクセスフル・エイジングの一手段であり豊かな生活をもたらすことを明らかにしている。(2012年5月) |
著書 | よりよく老いる技術-体験者から学ぶ 老年学長寿法― |
---|---|
著者 | 山本思外里 |
発行 | 社会保険出版社 |
価格 | 1,500円(税別) |
内容 | 老年学の立場から「幸福な老いとは何か」を追求。八〇歳を過ぎた著者自身をモデルに、老化という“地雷原”を突破する「上手な老い方・生き方」を極めて具体的に提案。ライフスタイルを選ぶことによって、自分の老後をコントロールできるという老年学の知恵が老後を主体的なものにしてくれます。(2012年3月) |
著書 | 介護スタッフのための 安心! 認知症対応 |
---|---|
著者 | 清水裕子・峠哲男 |
企画協力 | 秀和システム |
価格 | 1,470円(税別) |
内容 | 介護スタッフが現場で使うための認知症ケアのヒントとアクティビティを集めたハンドブックです。介護職が最低限知っておきたい心構えや知識、認知症の方に多い症状とその対応、可能なアクティビティなどについて紹介し、最後に認知症について器質的な観点から解説しています。キーワードから引ける索引付き。 (2012年3月) |
著書 | 祖母 岡島倭子の生涯~みむねのままに~ |
---|---|
著者 | 石原美生子 |
企画協力 | 前田万亀子(CSねっと企画) |
価格 | 1,300円(税別) |
内容 | 志染愛真ホーム(三木市)の創設者である岡島倭子の生涯を孫である著者が綴ったものです。戦前は商社マンの夫と20年もの海外生活中で社会奉仕し、戦後は今日の高齢者問題を先取りしたホームを立ち上げた社会事業家です。珍しい海外の写真と共に遺稿集や多くの人々によって語り継がれた話をもとにまとめられています。(2012年1月) |
著書 | 現代の認知心理学 注意と安全 |
---|---|
著者 | 日本認知心理学会 監修:原田悦子, 篠原一光 編 |
出版社 | 北大路書房中山書店/2011年10月 |
価格 | 3,600円(税別) |
内容 | 第一部では、注意研究の歴史から現在の問題を探る章から始まり、脳科学との関係、記憶研究から展開してきたワーキングメモリとの関係、眼球運動という方法論との関係を中心とした行動分析との関係、認知発達との関係という章立てになっている。第二部の「展開と実践」では、注意という概念が「重要かつ有用」と考えられる様々な研究領域において、注意をどのように考え、とらえているかをそれぞれ述べたラインナップとなっている。(2012年1月) |
著書 | 有料老人ホームの創意と工夫(2011年6月) |
---|---|
著者・発行 | 産經新聞生活情報センター |
企画協力 | CSねっと企画 |
価格 | 1,714円(税別) |
内容 | 社団法人全国有料老人ホーム協会に加盟しているホームの中で、業界の地位向上に尽力してきた事業者、実績のあるフロンティア的なホーム、そして歴史は浅くても評判のよい事業者・施設をクローズアップして、そのホームの想いや理念、運営内容、工夫、特徴的なところを取材形式で、わかりやすくとりあげています。(2011年7月) |
著書 | 絵本『アンダンテ・カンタービレ』 |
---|---|
編著 | 井口啓 監修・プロデューサー:高橋亮 |
出版社 | 社会貢献事業財団/2011年3月 |
価格 | 1,000円(税込) |
内容 | 1945年、学生時代に忘れもしない「東京大空襲」を体験したあるアーティストの回想をもとに生まれた物語。 貧しくいじめられた少年時代、買い物帰りに躓いて転んでしまったとき、近くの家のラジオから、チャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」が流れてきた。悲しみの中、とおる少年はその音楽を聴いて感動で涙が出るような「光」を体験した…。その後に少年が出会った芸術、友情、心をゆさぶる様々な体験を描いた珠玉の作品。(2011年6月) |
著書 | ひと・MAN |
---|---|
編著 | 髙橋亮監修 |
出版社 | 本の泉社 |
価格 | 1,600円(税別) |
内容 | タゴールの「MAN」の研究を介して、今後のジェロントロジー哲学の構築が、インドのみならず日本をはじめとする世界にも人間の共育と研究に大きな影響と導きをもたらすことになろう(注4)。また、高齢と障がいを包括にとらえることによって、芸術アートのアプローチからジェロントロジーをより幅広く研究、共(教)育、実践することが可能となるであろう(高橋 2004)。今後の課題としてタゴールは、芸術を基盤とした教育カリキュラムを紹介しているのでこのことも吟味しなければならない(Tagore 2005)。 (「Chapter 5 髙橋亮:ラビンドラナート・タゴール著「MAN」との出会いとその意義」の「7.おわりに」より抜粋)(2011年6月) |
著書 | 現在の認知心理学2 ◆記憶と日常 |
---|---|
編著 | 日本認知心理学会 監修:太田信夫, 厳島行雄 編 |
出版社 | 北大路書房中山書店/2011年6月 |
価格 | 3,600円(税別) |
内容 | 認知心理学の核をなすような形で発展してきた記憶研究の到達点を概観し、今後の方向性を展望する。ワーキングメモリ、長期記憶、意識、記憶の脳内メカニズム、記憶の生涯発達などの重要テーマを網羅する一方で、今後さらなる解明が期待される日常場面や臨床場面における記憶のはたらきについて詳細に論じる。(2011年6月) |
著書 | 認知の個人差(2011) |
---|---|
編著 | 箱田裕司 |
出版社 | 北大路書房中山書店/2011年3月 |
価格 | 3,600円(税別) |
内容 | 教育や医療、産業など現実の多様な場面でその知見が求められている認知の個人差研究の現在を一望する。一般知能や情動的知性、認知の個人差にかかわる進化的・遺伝的基盤や脳内機構といった基礎的テーマを手厚く論じながら、社会的認知能力、認知のエイジングなどの応用的テーマ、認知の個人差の測定法まで幅広く取り上げる。(2011年3月) |
著書 | 高齢社会の「生・活(いき・いき)」事典(2011) |
---|---|
編著 | 生活・福祉環境づくり21・日本応用老年学会 |
出版社 | 社会保険出版社 |
価格 | 2,800円(税別) |
内容 | この本は、老年学のテキストです。老年学の基本・応用・実用を網羅しています。もちろん、医学、心理学、社会学をコアとして、さまざまな分野の知見をサテライトする学際的な組み立てとなっています。この本は4月から始まるウェブを通じての高齢社会「生・活(いき・いき)」検定(知識検定)のテキストとしても用いられます。さらに、高校・大学の老年学の入門テキストとして、また、ボランティア活動やシニアビジネスのための必読書として推薦いたします。一家に一冊備えていただく実用書としても役に立つと思います。(2011年2月) |
著書 | メタボ基準にだまされるな!(2011) |
---|---|
著者 | 柴田 博 |
出版社 | 医学同人社 |
価格 | 1,500円(税別) |
内容 | 現在わが国では魔女狩りのようなメタボ退治のキャンペーンが流行している。本書は、メタボの基準は、国民の半数を異常としてしまう誤ったものであることを、世界中の肥満度と寿命のデータを基に論証している。わが国のメタボ基準は寿命との関係をまったく見ないでつくられた。それどころか、動脈硬化性心臓病との関連すら見ていないのである。メタボ退治の風潮が国民の低栄養化を促進していることを本書は警告している。(2011年1月) |
著書 | 高齢者のウェルビーイングとライフデザインの協働 |
---|---|
編著 | 鈴木七美、藤原久仁子、岩佐光広 |
出版社 | 御茶の水書房 |
価格 | 2,400円(税込み) |
内容 | 「ウェルビーイング」(個人、事物、共同体における「心地よい生」)をキーワードとして、ローカルな場で暮らすふつうの人びとが、共生する社会(コミュニティ)について、アイディアを提示し、実践するライフデザインの協働の事例、基盤となる考え方や思想、問題点などに関し、高齢者の生活を素材として検討する。(2012年12月) |
著書 | 長寿社会グローバル・インフォメーションジャーナル vol.15 winter2010 |
---|---|
発行 | 国際長寿センター(ILC-Japan) |
価格 | - |
内容 | ILC グローバル・アライアンスの生みの親であり、老年学の父と呼ばれるロバート・バトラー博士が2010年7月に83歳で逝去なさいました。博士がコロンビア大学医学部を卒業後、若き精神科医として颯爽と世の中に登場してからの約60年を駆け足でたどり、その業績や活動と発言のごく一部を整理してまとめてみました。(2012年12月) |
著書 | 安心介護ハンドブック3 「イラストでわかる介護のための急変ノート」 |
---|---|
編著 | 前田 万亀子 |
監修 | 堀清記・堀和子 |
出版社 | ひかりのくに(株) |
価格 | 1,000円(税込み) |
内容 | 誤嚥や下血など介護現場で起こる様々な急変の事態に、介護職ができることを具体的なイラストでわかりやすく紹介。携帯していつでもすぐ使える。家庭介護にも役立つ1冊です。2010年3月発刊 第4版 好評発売中!(2010年11月) |
著書 | 安心介護ハンドブック4 どうしよう!すぐ知りたい!!「よくある現場の介護知識」 |
---|---|
著者 | 前田 万亀子 |
監修 | 堀清記・堀和子 |
出版社 | ひかりのくに(株) |
価格 | 1,000円(税別) |
内容 | ポケット判実務イラスト付マニュアル書。介護現場の利用者に最近多い認知症、マヒの方を例にとって、注意すべき介護のポイントを網羅。現場の初心者からベテランまで幅広く活用できるプロ仕様の書です。(2010年11月) |
著書 | 安心介護ハンドブック5 現場で厳選!「介護用語これだけは200」医療用語・横文字略語もOK!! |
---|---|
著者 | 前田万亀子 |
監修 | 堀清記・堀和子 |
出版社 | ひかりのくに(株) |
価格 | 1,000円(税別) |
内容 | 現場実務者セレクトによる介護の現場で必要不可欠な必須200語を解説。これだけ覚えれば大丈夫!現場で使用頻度が高くなっている医療用語や英語の略語も網羅している安心の1冊です。(2010年11月) |
著書 | 高齢者の住まいと生活の情報誌 創美 2010.7.第2号(関西版) |
---|---|
出版社 | 高齢者の住まいと生活の情報センター〔創美〕株式会社関西創美舎 |
価格 | 無料 |
内容 | よりよい高齢社会にむけて、対談記事や、介護保険利用の基礎知識、関西の有料老人ホーム・高専賃リスト、介護施設での取り組みなど、高齢者の住まいと生活に関する情報誌。 |
著書 | A Profile of Older Japanese 2010 |
---|---|
著者 | 財団法人 長寿社会開発センター 国際長寿センター |
内容 | 日本の高齢者の暮らしを海外に向けて発信する英文のブックレット「A Profile of Older Japanese 2009」を基にデータを更新するとともに、新たに「住まい」の章を追加したものです。「高齢化の現状と将来設計」「高齢社会の姿」「健康状態」「経済状態」「住まい」「家族」「社会の関わり」の7つの視点から高齢社会のトップランナーである日本の現実と取り組み状況を正確かつ簡潔に紹介している一冊です。 |
著書 | 平成21年度 在宅介護・医療と看取りに関する国際比較研究報告書 |
---|---|
著者 | 財団法人 長寿社会開発センター 国際長寿センター |
内容 | 高齢者が自宅において自らの自己決定とQOLを確保するために、また看取りのあるべき姿をあきらかにするために、国際比較の方法を採用し研究されたものです。 |
著書 | なぜ、私の歳をきくの?年齢不問社会の提言 |
---|---|
著者 | 本田重道 |
出版社 | 飛鳥新社 |
価格 | 1,200円(税別) |
内容 | これからの日本に必要なのは、年齢を問わない社会の実現。 精神の若さを保ち、いくつになっても社会参加する気力を失わないことが、本人だけでなく社会を活性化するのに大切なことです。 年齢不問社会を提案している一冊です。 |
著書 | 炎の百三歳児 生きる力が湧いてくる |
---|---|
著者 | 曻地三郎 |
出版社 | 山本KAI出版/2009年10月 |
価格 | 1,500円(税別) |
内容 | 世界最長の現役教育学者(福岡教育大学名誉教授)。明治39年(1906年)8月16日生まれの103歳の健康法や、情意の教育、100歳からの世界一周講演旅行まで、曻地三郎先生の全てがわかる一冊。 (2009年11月) |
著書 | 脳卒中データバンク2009 |
---|---|
著者 | 小林祥泰、大櫛陽一他 |
出版社 | 中山書店/2009年3月 |
価格 | 4,500円(税別) |
内容 | 日本全国の急性期脳卒中の47,782症例を集計して、臨床上重要なテーマについて統計解析を行った結果を掲載しています。日本における脳卒中病型別の最新の状況、新しい治療法の実施状況、脳卒中の要因の解析結果、加齢や性の影響などについて、数値、図表、統計検定結果などが詳しく掲載されています。 (2009年10月) |
著書 | 老年医学と老年学 -老・病・死を考える-(2009) |
---|---|
編者 | 小澤 利男 |
出版社 | ライフ・サイエンス |
価格 | 2,625円(税込) |
内容 | この本が対象としたのは、老年医学専門医、研修医、学生、高齢者ケアに携わる医療者などですが、一般の方でも理解が可能かと思います。この本を読まれれば、老年医学と老年学の、おおよそのアウトラインが理解できるのではないかと思っています。折に触れてこの書をひもとき、老年医学の一端を理解していただければ、望外の幸せであります。それは高齢者診療とケアの向上につながるものと信じます。(2009年7月) |
著書 | 肥満脱出大作戦 |
---|---|
編集 | 板東 浩 |
出版社 | 南山堂 |
価格 | 1,500円(税別) |
内容 | 本書は肥満に関する大切なポイントをわかりやすく伝えるために、誌面では主人公のサラリーマン「太井腹駄(ふといはらだ)さん」が登場し、日常生活の模様を示します。続いて、その生活に関する解説を展開していきます。また、読んだ内容が心の中に溜まってほしいと考え、見出しに五・七・五のリズムをつけて、「川柳」のスタイルにしてみました。中年男性のサラリーマンや主婦、一般読者から医師までご一読いただきたい1冊です。(2009年3月) |
著書 | コミュニケーションからはじまる認知症ケアブック ケアの9原則と66のシーン |
---|---|
著者 | 清水 裕子 |
出版社 | 学研 |
価格 | 2,310円(税込み) |
内容 | 看護師・指導健康心理士・認定カウンセラーである著者が教育現場や実生活の経験をもとに編集・執筆した書である。本書の構成は、プロローグ:認知症患者を理解するために、1:認知症患者とのコミュニケーション66(ケアの9原則・シーン66)、2 Well‐beingのためのQ&A18(環境づくり日常生活のベースと活動づくり ほか)、3 若年認知症ケア、4 認知症ケアの基礎知識である。実際のケアに関わる方々に役立つようなケア方法を重視した内容となっている。(2009年2月) |
著書 | 「医学と音楽」Dr. 板東のエッセー |
---|---|
著者 | 板東 浩 |
出版社 | メディカル情報サービス |
価格 | 1,575円(税込み) |
内容 | 医師でありピアニストの筆者が、「潜在意識とオルゴール」「成長ホルモンとモーツァルト」「ベートーベンとワイン」「カラオケと健康」など、医学と音楽など多角的視点で書いた一冊。(2009年1月) |
著書 | 痴呆老人力を子育てに生かす |
---|---|
編 集 | 多湖光宗 |
発行所 | 社会福祉法人自立共生会 |
価格 | 1,000円(税込み) |
内容 | 医師である筆者は1993年より、「働く人の健康と生活を支える医療」を目標に課程支援を行い、その一部として老人・障害者の在宅医療(訪問、通所、ショートステイ)と子ども(病児、留守家庭児童)の通所ケアおよび乳幼児の保育を民宿のような多機能有床診療所で行ってきた。その後、学童保育併設のグループホーム建設なども取り組む。本書は、痴呆高齢者が単なるケアの対象ではなく、子育てや日常生活で役割を果たせる「生産性のある」存在であることを知ってもらうための一冊である。(2009年1月) |
著書 | 幼老統合ケア “高齢者福祉”と“子育て”をつなぐケアの実践と相乗効果 |
---|---|
監 修 | 多湖光宗(幼老統合ケア研究会編) |
出版社 | 黎明書房 |
価格 | 2,300円(税別) |
内容 | 高齢者ケアと乳幼児保育を融合・連携させ、対費用効果やケアの質の向上、高齢者の生きがいづくりと子どもへの教育効果を狙った、「幼老統合ケア」の取り組みを解説している。また、デイサービス・宅老所、複合施設、子育て支援、社会福祉協議会、それぞれの立場で先進的に取り組まれている、幼老統合ケアの実践例も紹介している。(2009年1月) |
著書 | ケアマネジャーバイブル |
---|---|
著者 | 山崎摩耶 |
出版社 | 日本看護協会出版会 |
価格 | 2,200円(税別) |
内容 | 高齢者の尊厳・生命・生活全体にかかわるケアマネジャーが、予防の視点を大切に、社会参加やよりよい状態に結びつくケアマネジメントをし、そして高齢者ケアの究極である穏やかな看取りまで伴走できるような、新たな仕事のスタイルを提案した一冊です。(2008年10月) |
著書 | そうだったのか!団塊マーケット 本気で取り組むビジネス戦略 |
---|---|
著者 | 松本すみ子 |
出版社 | 経済法令研究会 |
価格 | 1,365円(税込) |
内容 | 定年を迎えて、注目を浴びる団塊世代。しかし、その多くは団塊の世代論か、資金をいかに引き出すかというマーケットの視点で終わっています。本書は、団塊世代に正しくアプローチするには、彼らの本当の姿、望んでいるものは何なのか、これからの生き方を見据え、そこから発想することが必要だという視点で書かれています。韓国語版もあり。 |
著書 | 西洋余暇思想史 |
---|---|
著者 | 瀬沼克彰 |
出版社 | 世界思想社 |
価格 | 1,900円(税別) |
内容 | 本書は、古代ギリシャから現代まで、各時代の社会背景、人々の余暇活動の特徴や思想家の人となりと余暇を巡る思想を紹介、論評する。時代区分としては、古代ギリシャ、ローマ、中世、ルネサンス、、近代を第1編として、19世紀、20世紀前半、20世紀後半までを第2編とした。 後半の第3編で、現在余暇論と題して、J.ヂュマズディエ、J.フラスチェ、S.パーカー、ラシーヌの余暇論について論評した。高齢者の余暇については特別に注意を払い詳述した。 |
著書 | マイ・ラブ、マイ・ドッグ |
---|---|
著者 | 阪田久美子 |
編集 | 暮らしの手帳社 |
価格 | 1,500円(税込) |
内容 | ペット犬から急遽、介護犬に大変身した愛犬(ゴールデンレトリバー)の一生を綴った一冊。 |
著書 | 病気にならない体はプラス10kg |
---|---|
著者 | 柴田 博(桜美林大学大学院教授/老年学) |
出版社 | KKベストセラーズ |
価格 | 750円(税込) |
内容 | 近年、「メタボリックシンドローム」が流行語となり、ダイエットにはげむ中高年も珍しくなくなった。だが、現実には中高年のダイエットは、デメリットがメリットを上回る。本書は、世間で信じ込まれている「フードファディズム」を正し、中高年とその家族が、健康に暮らすための食生活を指南する。一般向け。 |
著書 | 「治療」2008年4月臨時増刊号 2ページで解説!診療ガイドダイジェスト |
---|---|
編集 | 前沢政次/板東 浩 |
出版社 | 南山堂 |
価格 | 3,360円(税込) |
内容 |
いま医療界で注目を浴びているのがプライマリ・ケア医学である。本書では、日常診療で診る機会の多い,コモンな86疾患を診療科目ことにピックアップ!
手軽に引ける診療ツールとして、またインフォームド・コンセントの一助としても活用できる。特徴は、すべて箇条書きで冗長な文章を避け,1疾患につき見開き2ページで簡潔な解説とした点。編者は、日本プライマリ・ケア学会の前沢政次会長および板東浩広報委員長。(2008年4月) |
著書 | サクセスフル・エイジングの研究 |
---|---|
著者 | 小田 利勝 |
出版社 | 学文社 |
価格 | 9,975円(税込) |
内容 | 理論編に加えて、神戸在住の65歳以上の男女5千人を対象とする調査を基に、高齢者の態度や意識、考え方、行動を分析してサクセスフル・エイジングの条件や要因を明らかにしようと試みたものです。すべての人々のサクセスフル・エイジングと今後のサクセスフル・エイジングの研究に少しでも役に立つことができれば幸いです。 |
著書 | ウルトラ・ビギナーのためのSPSSによる統計解析入門 |
---|---|
著者 | 小田 利勝 |
出版社 | プレアデス出版 |
価格 | 2,310円(税込) |
内容 | 統計解析に関して全くの初心者=ウルトラ・ビギナーが、統計解析の基本を学べ、SPSSという便利なソフトを使って統計解析を実際に行うことができるようになるための詳細な解説書。統計解析の狙いと準備、度数分布と記述統計、回帰分析、判別分析、クラスター分析、主成分分析、因子分析、平均値の検定、分散分析、ほか。 |
著書 | メタボの罠 「病人」にされる健康な人々(2007) |
---|---|
著者 | 大櫛陽一 |
出版社 | 角川SSコミュニケーションズ |
価格 | 756円(税込) |
内容 | 日本版メタボリックシンドロームは「捏造」と「談合」により作られた経緯を示しました。腹囲については測定方法と統計的処理に問題があり世界からも否定されました。血圧、脂質、血糖値の基準も大きな誤りがあります。特定健診では受診者の過半数に受診勧奨が出される異常な事態が起こることが予想されます。(2007年11月) |
著書 | 検査値と病気 間違いだらけの診断基準(2006) |
---|---|
著者 | 大櫛陽一 |
出版社 | 太田出版 |
価格 | 1,554円(税込) |
内容 | 全国約70万人の健診結果から、24項目の検査値について、20~79歳の5歳毎の基準範囲(正常値)を男女別に求めた結果を掲載しています。日本の臨床医学会の診断基準や治療ガイドラインの間違いが明らかになりました。特に、高脂血症、糖尿病、高血圧、肥満(メタボリックシンドローム)の治療ガイドラインについて検証しました。(2007年11月) |
著書 | 生涯現役「スーパー老人」の秘密(2006) |
---|---|
著者 | 柴田 博 |
出版社 | 技術評論社 |
価格 | 1,380円(税込) |
内容 | 80歳を超えても、生涯現役で生きいきと生活していくための秘訣を探るための本である。前半は筆者の長年の老年学の研究から、後半は80歳を超えて活躍している各界の代表8人のインタビューを行い、その秘訣を述べている。食生活、生涯体育、知的活動などのライフスタイル、生活信条についても触れている。(2007年11月) |
著書 | 高齢者の健康自己管理と地域的支援:社会的交流への保健師のアプローチ |
---|---|
著者 | 小玉敏江 |
出版社 | こうち書房 |
価格 | 3,150円(税込) |
内容 | 少子高齢化が深化する現代都市社会において、自立生活を志向する高齢者をいかに支えるかを課題とした。二つの地域でそれぞれに展開される健康相談活動の場を拠点とし、参加観察法による調査研究をトライアンギュレーションの手法により実施し、経済的要素が絡む高齢者の健康問題とその対策を事例に基づき提示した。(2007年10月) |
著書 | 絵本歌集おもいで |
---|---|
著者 | 関口光子とぐるーぷ・そらまめ |
出版社 | オフィス未来 |
価格 | 997円(税込) |
内容 | 歌い継がれている童謡唱歌に懐かしい幼き日々を想い起こす絵を添えた絵本のような歌集。本を開くとひとりでに歌が口から漏れるのは、絵とおもいでの温もりとが響き合い心が揺さぶられるからか。傾聴ボランティアの主婦たちが、活動の中から自分たちで生み出した本です。(2007年10月) |
著書 | 利用者から学ぶ福祉住環境整備(2007) |
---|---|
著者 | 金沢善智(目白大学保健医療学部教授) |
出版社 | 三輪書店 |
価格 | 2,520円(税込) |
内容 | 本書は、福祉住環境整備の実践的イメージを持つことに非常に役立つ本です。福祉用具導入や住宅改修という福祉住環境整備の経験があまりない、看護師や社会福祉士、理学療法士、作業療法士、介護福祉士、福祉住環境コーディネータ等の専門家や、それらの資格取得を目指す人たちに、ぜひ、手に取っていただきたい一冊です。(2007年10月) |
著書 | 老年学要論-老いを理解する-(2007) |
---|---|
編者 | 柴田 博・長田久雄・杉澤秀博 |
出版社 | 建帛社 |
価格 | 3,150円(税込) |
内容 | 老年学は20世紀に始まった新しい学問であり、学際的であるのが特徴である。本書は老年学を医学、社会学、心理学を中心に全体的に把握することを目標とした入門書である。あらゆる分野の方々に読んでいただくことを願っている。(2007年10月) |
著書 | ここがおかしい日本人の栄養の常識 -データでわかる本当に正しい栄養の科学-【知りたいサイエンス】(2007) |
---|---|
著者 | 柴田 博 |
出版社 | 技術評論社 |
価格 | 1,659円(税込) |
内容 | 栄養は長寿と健康のために最も大切である。しかし、食生活や栄養に対して誤った知識が横行している。本書は食と栄養に対する迷信にメスを入れ、正しい知識を広めるために書かれた。(2007年10月) |