第16回⽇本応⽤⽼年学会 ⼤会⻑挨拶

⼤会⻑ 大上真一(長寿社会開発センター 国際長寿センター 参与)

このたび、第16回⽇本応⽤⽼年学会⼤会を11⽉6⽇(⼟)、7⽇(⽇)の2⽇間、オンラインで開催することになりました。

国際長寿センター(日本):International Longevity Center-Japan(ILC-Japan)は、1990年に日本とアメリカの2国で設立されました。それ以来、フランス、英国、ドミニカ共和国、インド、南アフリカ、アルゼンチン、オランダ、イスラエル、シンガポール、チェコ共和国、ブラジル、中国、カナダ、オーストラリアの各国にセンターが誕生し、現在では16ヶ国に達しています。

国際長寿センターは創設以来、高齢者を社会の中の重要な役割を果たす存在として位置づけるポジティブな高齢者観に基づき「プロダクティブ・エイジング」を目指しています。高齢社会を迎えている各国においてこの考え方は広く国際的に定着し、我が国においても高齢者が活躍する地域が全国各所に見られます。

さらに私たちはこの流れをさらに進めるために、国際比較研究、また国内の調査研究を通していきいきとした高齢者像を見出してきました。

本年度のテーマである「生涯、人生の現役で生き抜くために ~あらためてプロダクティブ・エイジングを問い直す~」は、高齢者一人一人が社会の中の主人公として生活していく願いを込めています。

昨年以来コロナ禍を経験した私たちは、日本のそして世界の多くの場所で高齢者を弱者としてとらえるステレオタイプの風潮を見てきました。

このような時期にこそ応用老年学が、エイジズムを克服し、世界的視野も含めてプロダクティブ・エイジングの実践の姿をとらえて、その個人にとっての意味、社会にとっての意味を明らかにしていくことが求められます。

この課題を皆様と⼀緒に探り、その成果を広く社会に向けて発信したいと考えています。

応用老年学は、アカデミアのみならず高齢者本人、地域活動諸団体、専門職、民間企業、行政、政治に広く開かれているものと信じます。

⼤会では、基調講演、シンポジウム、⼀般演題発表、企業展⽰などを企画しています。また、学会員のみならず、高齢者団体、産業界、⾏政、マスコミなどからも広く参加者を募ります。実り多い⼤会となるよう、ぜひ多くの⽅にご参加いただきますようお願いします。

⼤会⻑ 大上 真一
(⻑寿社会開発センター 国際長寿センター 参与)

PH

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